創建は定かではないが、鎌倉時代初期の1189年に三浦一族の和田義盛夫妻が願主となって運慶が造像した本尊阿弥陀三尊像とこれに随侍する不動明王像、毘沙門天像(いずれも国重文)を代々受け継ぎ、約830年にわたり現在までその歴史を紡いでいるお寺です。
全国で30数体といわれる仏師運慶の仏像のうち5体を一度に拝観することができます。五尊とも、若々しく充実した肌と体軀、リアリティ(写実性)と精神性(仏性)をかねそなえた造形で運慶壮年期の仏像の典型を見てとることができます。新しい構造技法が見られることも注目されます。
また、浄楽寺は明治維新に活躍した「郵便の父」前島密翁の菩提寺でもあり墓参することができます。前島密翁は郵政整備に限らず、鉄道、海道、漢字撤廃等、現代につながる日本の発展に大きく貢献した人物です。
阿弥陀如来坐像 (国指定重要文化財)
観音菩薩立像 (国指定重要文化財)
勢至菩薩立像 (国指定重要文化財)
不動明王立像 (国指定重要文化財)
毘沙門天立像 (国指定重要文化財)
JR横須賀線「逗子駅」下車
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東口改札を出て、京急バス乗り場・②番
(改札出てすぐ正面)から
「大楠芦名口」・「横須賀市民病院」・
「長井」「佐島マリーナ入口」・
「電力中央研究所」・「湘南佐島なぎさの丘」行のいずれかに乗車
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(乗車時間20分~30分)
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京急バス停「浄楽寺」下車
(山側へ向かって)徒歩1分
京急「逗子・葉山駅」下車
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南口改札を出て
京急バス停乗り場・南口①番
(セブンイレブン近く)から乗車
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(乗車時間20分~30分)
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京急バス停「浄楽寺」下車
(山側へ向かって)徒歩1分